第47回若鮎祭に寄せて

滋賀医科大学長 上本 伸二

 

第47回若鮎祭の開催おめでとうございます。昨年はコロナ禍のために若鮎祭は中止となりましたが、その苦難を乗り越えて「Let’s Repaint!-Our New Standard」をテーマとした新しいスタイルの学園祭開催を楽しみにしております。学園祭は大学生活で培った友情を頼りに、若い情熱を思いっきり表現して、それを皆さんで楽しみながら共有することが醍醐味ですね。若鮎祭の準備と実施を通して、皆さんの友情を深めながら鮮烈な思い出を作り上げてください。そして、私たち教職員や学外の人たちとのつながりが、一層強くなることを期待しています。

勢いを増すコロナ禍の中での準備は、本当に大変だと思います。実行委員会の皆さんがイベントのオンライン開催を軸にして、コロナ禍の状況に応じた複数の開催形式を計画されていることに敬意を表するとともに、滋賀医科大学学生のスマートさを誇りに思います。

最後になりましたが、若鮎祭開催にご協力賜わった教職員の皆様、同窓会「湖医会」の皆様、医学科・看護学科後援会の皆様、学外からご支援いただいている皆様に深く感謝申し上げます。

 新しい若鮎祭に期待し、存分に楽しみたいと思います。

 



教育担当理事 松浦 博

 

47回若鮎祭開催にあたりお祝い申し上げます。

 

新型コロナウイルス感染拡大のため、昨年度は開催ができませんでしたが、今年度は「Let's Repaint! Our New Standard〜」のテーマで、オンラインを活用した新しい若鮎際の形を提示する計画であると伺っています。新型コロナウイルスの出現により人々の交流が制限され、大学も含めて社会のありかたも大きく変わりました。

 

今年度の若鮎祭は、学生の皆さんの英知を結集してこれまでの若鮎祭は違った、未来につながる新しい基準(new standard)となる若鮎祭を作り上げてください。こういう困難な時だからこそ学生の皆さんが創意工夫を行い、思い出深い若鮎祭となることを願っています。



同窓会「湖医会」会長 永田 啓

 若鮎祭をありがとう


 昨年はコロナで開催ができず、今年に入ってもなかなか状況が改善しない中で、若鮎祭の実行委員は本当に大変な思いで準備を進めてきました。試行錯誤の中で、オンラインを中心とした開催を決め、準備を進めて無事に開催にこぎつけたこと、本当にすばらしいと思っています。


 若鮎祭は卒業生にとって、学生時代を思い出し、現役の学生達と交流できる貴重なイベントです。毎年後輩達ががんばっている姿が自分の学生時代に重なって、滋賀医大で過ごした頃の楽しかったこと苦しかったことやいろいろな思いがよみがえります。


 直接滋賀医大の場で会って話ができない状況が残念ですが、新しい時代に新しいコミュニケーションの形を模索しながら開催される今年の若鮎祭に期待しています。


 実行委員のみなさん、そして在学生のすべてのみなさん、若鮎祭をありがとう。


医学科後援会 会長 葭本 勝利

 

 

47回「若鮎際」の開催、誠におめでとうございます。

 

令和34月に発出された緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置は、同年9月30日をもって全都道府県で解除されました。開催を決意されてから今日まで、準備を進めてこられた実行委員の方々や関係者の皆様も、ひとまず安堵されたことでしょう。

 

 さて、今年度の若鮎祭のテーマは「Let’s Repaint! ~Our New Standard~」とお伺いしました。新型コロナウイルスによって私達の生活様式が一変致しました。同時に、皆さんの学生生活にも大きな影響をもたらしたものと思います。そんな中、新しい形態の「若鮎祭」を、英知を出し合い創り上げよう!「Let’s Repaint! ~Our New Standard~」には、実行委員会の皆さんの熱い思いが込められているものと存じます。

 

 「若鮎祭」は、文化会の活動発表の場であり、仲間たちと協力しながら様々なものを創り出す貴重な機会です。今年度の新しい取り組みや創意工夫が、伝統を継承しつ更に発展させる「若鮎祭」となることを心から願っております。



若鮎祭実行委員会 実行委員長 上原 希

 

こんにちは。若鮎祭HPをご覧くださり、ありがとうございます。

 

今年で47回目となる若鮎祭は初めてオンラインで開催することになりました。昨年度の若鮎祭は開催に向けて試行錯誤しましたが、残念ながら中止となり、今年は2年ぶりの若鮎祭ということになります。

 

さて、私たちの生活は未知の感染症によって大きく変化しました。「変化した」というよりも「変化せざるを得なかった」というべきかもしれません。外出自粛を余儀なくされている中、私たちが感じていたのは紛れもなく人間の「無力さ」でしょう。しかし、この壁を乗り越えるために、人々は様々な工夫をしてきました。人々がその時代ごとで生きるためにしてきた工夫を今私たちは人間の「叡智」と呼び、そして、今、為している工夫も未来ではそのように呼ばれるのかもしれません。

 

「叡智」はその時代においてはある種の革命として捉えられますが、時が経てばそれはごく当たり前のものとなり、やがて「基準」となってさらに人間は新たなモノを生み出します。

 

「火」、「言葉」、「農業」、「電気」、「ワクチン」…。人類の歴史を塗り替えた数々の発明は今やさらに進化した発明や技術の土台にすぎません。しかし、それでこそ「叡智」なのです。「塗り替えられる」からこそ「叡智」の素晴らしさは再認識されます。

 

初めてのオンライン開催。決して「叡智」と呼べるような代物ではないかもしれません。しかし、若鮎祭を「塗り替える」ならば、今しか無いのです。一度途切れた若鮎祭が今年を「基準」としてさらなる発展を遂げることを祈りながら、しかと見届けてください、色褪せることのない”New Standard”を。

 

Let’s Repaint!

 



学生自治会常任委員会 委員長 北川 実侑

 

本日は第47回若鮎祭にご参加いただきありがとうございます。

 

 昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により若鮎祭の開催をやむなく中止することとなりましたが、今年度は無事に開催することができ大変嬉しく思っております。

 

 今年度の学祭は「Let’s Repaint!」がテーマです。オンライン開催という新たな挑戦となり、これまでの若鮎祭の歴史を塗り替えるという点からもぴったりのテーマになっていると感じています。常に感染リスクに配慮しなければならない状況の中、実行委員長の上原君を中心に、若鮎祭を開催したいという強い思いをもち作り上げてこられたことと思います。

 

 学祭運営は実行委員である医学科3回生と看護科2回生が主体となって進めていきます。今年度の若鮎祭の開催が実現したのは、数カ月にわたり大学当局と議論を重ねてくださった実行委員の皆さんの努力の結果です。企画運営を行う上で例年とは異なる難しさもあったと思いますが、開催実現に尽力してくださった皆さんに感謝しております。

 

 さて本学学生自治会も47周年を迎え、学生自治会が設置した滋賀医科大学生協も18周年を迎えました。学生自治会はこれからも皆さんの声を反映させながら、大学生活の質の向上にむけて努力して参ります。

 

 最後になりましたが、若鮎祭の開催にご協力、ご尽力くださった方々に心より感謝申し上げます。まだまだ予断を許さない状況ではありますが、ご参加いただいた皆様から自然と笑顔があふれ、心から楽しめたと思っていただける若鮎祭になることを願っています。